Pleskユーザにはオペレーティングシステムの知識やプログラマーの技能は必要ありません。また、Pleskソフトウェアは簡単にインストールできます。Pleskは専用ホスト上のクリーンなサーバにインストールする必要があります。インストール過程は自動化されており、簡単なステップでシステムの変更とインストールの進展を知らせてくれます。難しいコマンドを学ぶ必要も、テクニカルな情報を知る必要もありません。
Pleskをインストールしてすぐにシステムを管理するための管理者とクライアントが用意されます。Pleskは管理者がリモートでサーバを管理することを可能にし、ユーザに柔軟性を提供します。デフォルトで用意されているアカウントやドメインの設定は1つのボタンをクリックするだけで変更することができます。Pleskを使用すると、ユーザは独自の設定を作成することができます。
Pleskはお客様のシステムを高いレベルで保護するため、幅広いセキュリティの対策を採用しています。しかしながらPleskおよびPleskに付随してインストールされるソフトウェアには限界があります。サーバのオペレーティングシステムのセキュリティはシステム管理者によって保たれなければなりません。 オペレーティングシステムのセキュリティはPleskインストレーションがカバー、設定する部分ではありません。
PleskはセキュアなHTTP(HTTPS)プロトコルを使用しています。すべてのドキュメントおよびユーザとサーバ間の交信は暗号化され、安全が保たれています。
Pleskはフリーの自己署名のSSL(secure socket layer)証明書を提供しています。これはリモートユーザとPleskのトランザクションを安全に保つには充分なものです。しかしこの証明書は"公式な"認証局から発行されたものではないため、ログインURLにアクセスした際にWebブラウザから警告メッセージが表示されます。コントロールパネルに公式なSSL証明書を使用することもできます。証明書はPleskコントロールパネルから購入できますし、直接証明書署名認証局から購入することも可能です。
PHPに対応した物理的ホスティングを作成した場合、PHPスクリプトから外部のプログラムをスタートすることはできません。またユーザのホームディレクトリ上のファイルを読み込んだり、書き込むことはできません。
異なったIPアドレスをAドメインレコードおよびドメインホスティングアドレスに書き込む可能性があります(webサーバの設定ファイルに書き加えられます)。これはファイアウォールの後ろにあるサーバを適切に機能させるためのものです。
Pleskでは管理者が特定のIPアドレスからのコントロールパネルへのアクセスを制限可能な追加的なセキュリティ対策が提供されています。