この機能はドメインのバーチャルホストが設定された際にアクティブになります。この機能によりバーチャルドメインにセキュアなドキュメントが常駐する場所としてパスワードで保護されたディレクトリが作成されます。バーチャルドメインに機密のドキュメントを置く際などに、この機能を適用するとアクセスにパスワードが必要となります。Pleskではhttpプロトコル経由でアクセスするスタンダードなバーチャルホストとhttpsプロトコル経由でアクセスするSSLバーチャルホストのいずれにもディレクトリを作成することができます。
保護ディレクトリ管理機能を利用するには、ドメイン管理ページの (ディレクトリ)アイコンをクリックしてください。ドメインのすべての保護ディレクトリをリスト表示するページが表示されます:
それぞれのディレクトリ名にはバーチャルホストのタイプ(SSLまたは非SSL)を示すアイコンがついています。ここでは は非SSLを はSSLを表します。
保護ディレクトリの作成および変更はFTPプログラム経由ではなくPleskを通じて行うことを強く推奨します。Pleskでは手動の変更は認識しないことがあります。
ドメインの保護ディレクトリを作成するには、以下のステップで行ってください:
(新しいディレクトリを追加)をクリックしてください。保護ディレクトリ作成ページにジャンプします:
保護ディレクトリにつけたい名前をディレクトリ名フィールドに入力してください。
ディレクトリのロケーションをSSL、非SSLもしくは両方のいずれかからチェックボックスを使って選択してください。
ヘッダーテキスト入力ボックスをクリックして、このディレクトリのヘッダーを入力してください。ユーザがこのディレクトリにアクセスしようとした場合、このテキストが表示されます。
作成を完了したら[OK]をクリックしてください。保護ディレクトリユーザページにジャンプします:
新しいユーザを追加するには (新しいユーザを追加)アイコンをクリックしてください。新しいディレクトリユーザ作成ページにジャンプします:
ユーザ名とパスワードを(確認のためもう一度パスワードを)指定してください。
[OK]をクリックすると情報が更新されます。保護ディレクトリ管理ページに戻ります。新しいユーーの情報はユーザリストに表示されます。
既存のディレクトリユーザを削除するには、チェックボックスを使って削除するユーザを選択して[選択対象を削除]をクリックしてください。削除の前に確認メッセージが表示されます。
ユーザパスワードを変更するため、ディレクトリユーザレコードにアクセスするには、リストのユーザ名をクリックしてください。
保護ディレクトリのすべての設定を終えたら[OK]をクリックしてください。システムへのすべての変更が更新され、保護ディレクトリページに戻ります。
SSL保護ディレクトリはドメインがSSLに対応していない場合も作成することができます。しかしドメインをSSL対応とするまで、このディレクトリにはアクセスすることができません。
保護ディレクトリのプロパティを変更するには、以下のステップで行ってください:
保護ディレクトリページで、編集したいディレクトリ名をクリックしてください。保護ディレクトリ管理ページにジャンプします。
上記で述べられている保護ディレクトリ作成と同様のステップで保護ディレクトリのプロパティを編集してください。
[OK]をクリックすると、システムへのすべての変更を更新して保護ディレクトリページに戻ります。
ディレクトリを削除するには、以下のステップで行ってください:
保護ディレクトリのリストから削除するディレクトリの該当するチェックボックスを選択してください。
[選択対象を削除]をクリックしてください。保護ディレクトリ削除ページが表示されます。
削除の確認をして[OK]をクリックしてください。
Pleskでの保護ディレクトリの削除とは、サーバからディレクトリそのものを削除するわけではありません。ディレクトリから保護を取り除くだけとなります。つまりそのディレクトリおよびそのコンテンツがインターネットを通じて、ログインおよびパスワードの認証なしにアクセスされることを意味します。